「お客さんリスト」を管理するは、積極的にお客さんを集客することではない。管理する思考の原点は、「お客さんリストは工務店が長期的に存続し続けて行くための「工務店の企業資産である」という考え方です。
工務店は年数を経るごとに、見込客はそれほど増えないがお客さんリストは増えていく。お客さんリストのお客さんは今すぐ建築予定がなくてもいつかは建築します。建築時期はいつなのかを予測することは難しいが、突然にお客さんが建築を考えることが多いのです。
「お客さんリストを管理する」ことは簡単なことではない。誰もが管理されることは好まない。管理されているという印象を持てばお客さんは離れてきます。上手に管理することが難しいのです。だから、多くの工務店は「お客さんリストを企業資産」にできないのです。
今は簡単に「インターネットを介してお客さんのリスト」を集めることができます。しかしそのようなお客さんのリストをいくら集めても「企業資産」にはならない。理由は、そのようなお客さんのリストは「単なる、情報客」であって、工務店との良好な関係ができていないからです。
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