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企業の目的は利益でなく「顧客の創造」である

新しい価値やニーズ」を見出し、

それに基づいて新たな顧客層を創出すること。

利益の源泉である顧客が増えれば利益は自然とついてきます。

利益は結果であって目的ではない」。

(ピータードラッカー)

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「顧客の創造」とは   

新たな「価値」を見つけ、新たな「顧客層」を創る

ただ単に既存の市場に製品やサービスを提供するのではなく、

「新しい価値や 新しいニーズ」を見出し、

それに基づいて「新たな顧客層」を創出する。

顧客は誰か?、何を欲しているか?  

本質をつかむための問い。  

顧客が本当に解決したいこと(機能・感情・成果)を見抜くため

「顧客は誰?」で、「何を欲しているか?」の問いは重要です。

「誰が顧客か?」 →  本当に価値を提供すべき相手を明確にするため。

「何を欲しているか?」 →  本当に解決したいこと(機能・感情・成果)を見抜くため。

「誰が顧客で、何を欲しているか」を、「思考の出発点」にすることで

「複雑な現実を単純化し、本質をつかむための問い」になります。

新たな「顧客層」をつくる

顕在化していない、未来の新しい市場

「顧客の創造」は、

単に顧客を増やすことではなく、新たな価値に対応する顧客を創出ことです。

つまり、市場に存在していない「未来の顧客」を、顕在化して新しい市場をつくります。

また、一定の条件に該当するペルソナと考えることもできます。

イノベーション

顕在化されていない価値

イノベーションは現代では「革新」と訳されることが多く、

意味合いとしては「新しい商品や技術、あるいはサービスやシステム」のイメージがあります。

ドラッカーの「イノベーション」とは、

単なる改善や改良ではなく、もっと根本的な価値の創造を意味します。

「そもそも何のためにそれが必要か?」という問い直しから始まり、

顧客の視点から見た「まったく新しい価値の発見」、

まだ顧客が気づいていない「新しい価値」を創造します。

マーケティング

マーケティングの理想は販売を不要とすること

ドラッカーのマーケティングは「売るための活動」ではなく、

「顧客を理解し、自然に売れるようにするための価値づくり」です。

つまり、売り込まなくても売れる状態をつくること。

「顧客を理解し、顧客が本当に求めている価値を創造することで、

自然と商品が売れる状態を目指す」ことが重要だと説いています。

売るための仕組みさえ必要なくなるように顧客価値を追求する。

それが、ドラッカーのマーケティングの考えです。

実践応用

「新たな顧客層」を創出す

「新たな価値で、新たな顧客層」を創出します。具体的には「実践スキーム」で実行します。

1.「新たな顧客層」

2.「実践スキーム」

さらに、「教育型アプローチ」によって共感から始まる集客導線をつくります。

新たな顧客層

新たな顧客層は「未来の顧客層」

「顧客の創造」は、

新たな「価値」を見つけ、新たな「顧客層」を創る

この考え方を、住まいづくりに応用しました。

新たな顧客層は「賢い住まいづくり」を望む顧客層、「価値の高い住まい」を望む顧客層です。

• 「賢い住まいづくり」は、住まいづくりのプロセスに価値を置いた、プロセス価値です。

• 「価値の高い住まい」は、住まいづくりの結果に価値を置いた、結果価値です。

この「賢い住まいづくり」と「価値の高い住まい」は、まだ、顕在化されていない「未来の顧客層」になります。

実行スキーム  

何事も「準備→実行→完成」というプロセスで進んでいきます。

住まいづくりもこのプロセスで進んでいきます。住まいづくりの「実行」の実務は、

「1.建築主側が要望を出す。2.工務店側が回答をする。3.建築主側が検討し決定する。」 の繰返しで進めていきます。

ここで重要なことは「建築主側が判断する」という行為です。

そのために、「準備」として、”賢い住まいづくり教室”で「賢い、判断・選択・決定」を学びます。

つまり、”賢い住まいづくり教室”は「賢い、判断・選択・決定」を学ぶ「共創スキーム」です。

さらにもう一つの「共創スキーム」があります。

それは、建築主が「価値の高い住まい」を実現する「共創スキーム」です。 価値の高い住まいをつくる「共創スキーム」です。