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工務店の存続

存続し続ける要件は、「存在価値」と「企業力」

どのような企業も一時的でなく、

「持続的に成長する」には「存在価値」と「企業力」は必要条件となります。

存在価値があっても「企業力」が弱ければ受注競争で負けてしまい、

企業力があっても「存在価値」がなければやがては市場から見放されます。

顧客の創造である、「新たな価値」「新たな顧客層」を創出することで

存在価値と企業力を向上させることができます。 

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存続の優先順位  

「受注力」を優先する 

工務店の存続は「受注力」を高めるを優先にします。 

工務店の企業力には 「受注する業務(集客・営業)」「供給する業務(設計・施工)」があります。

多くの工務店には「供給する企業力」は備わっていますが「受注する企業力」が弱い。

工務店の存続に関して言えば、「受注力」を向上させることを優先にします、

理由は、経営維持が困難になるのは、供給力の弱さではなく、受注力の弱さに因ることが多いからです。

「受注力」を向上させる

受注力を向上させる方法は、「集客力」と「営業力」

「受注力を向上させて、利益を増やする方法」を突き詰めれば、

「多くの顧客に出会って、上手に営業を進めていく」になります。

これは「集客」と「営業」に関する業務です。

工務店の受注力=集客力+営業力」を高めるには、

「顧客の創造」の視点を戦略に組み込むことで、“他と差別化された強い受注の仕組み”ができます。

実践応用

「受注力」&「利益率」を向上させる。

「受注力を向上させて利益を増やす方法は様々考えられますが、

下記の、3テーマを実現することで達成できます。

1.継続的に「集客」をする

2.工務店側から「顧客」は離れていかない

3.営業利益の「利益率」を向上させる」

この3テーマを「顧客の創造」の戦略に組み込むことで

長期的に「営業力」と「利益率」を向上させることができます。

1.継続的に、「集客」をする

「新たな顧客層」を創出して実現します。

「新たな顧客層」を創出して、「集客の仕組み」をつくります。

「新たな顧客層」が増えれば、集客人数も増えてきます。

具体的には、 「賢い住まいづくり」「価値の高い住まい」を望む顧客層を創出し

自然に「集客人数が増える仕組み」をつくることで 継続的に「集客する」を実現できます。

2.工務店側から、「顧客」は離れていかない 

他社では、実現できなノウハウ

建築実務を進めていく顧客は、最初から、「賢い住まいづくり」「価値の高い住まい」を望む顧客層です。

具体的には「実践ノート」を活用しながら、

顧客側に立って住まいづくりを進めていくことで、信頼関係を高めてきます。

他でも実現できると思われれば、顧客が離れていく可能性は大きいですが

「価値の高い住まい」は他社では実現できないとなれば、

実現できる工務店と打合せを継続してくのは自然です。 

3.「利益率」を高める

価格競争に巻き込まれないこと。

それには「価格以上の価値」を提供することです。具体的には「価値の高い住まい」を実現することです。

販売型の商品である、商品住宅は会社側で価格を決定できますが、

受注型の商品である、注文住宅は、価格を決めるのは建築主です。  

工務店は建築主側の予算に対応して建築工事を決めますが、「利益率」を変えない方針が望ましい。